事業内容:粉末活性炭注入機
Powder activated carbon injection machine

活性炭が飛散しにくく小型でシンプルな装置

ウエット粉末活性炭の注入作業においては、活性炭を溶解する際に粉塵が飛散しやすいことから、作業環境や周囲への影響が課題となっています。密閉容器で活性炭を扱う【ドライ炭注入方式】への転換は抜本的な解決策とされていますが、多くの場合注入は期間的、一時的であることなどから、本格的な装置の導入には二の足を踏んでしまいます。

本機は使い慣れたウエット炭にも関わらず活性炭が飛散しにくい上、省スペース・低コストであり、注入作業の改善に大きく寄与します。

粉末活性炭注入機
  • 使い慣れたウエット炭
    ウエット炭はフレコンバッグや紙袋で小口購入することができ、離れた場所にある倉庫での備蓄も可能です。
  • 粉塵が飛散しにくい
    床置きしたフレコンの上部からハンドノズルで活性炭を吸引移送するので、粉塵の飛散はわずかです。
  • 省スペース
    スラリー化して貯蔵する従来型のウエット炭注入設備と比較して装置面積は1/3以下※1になります。
低コストで活性炭注入作業を改善します
  • 据付簡単
    一体型ユニット&コンセント給電のため、搬入から据付まで約半日で完了します。
  • 低コスト
    ドライ炭方式よりシンプルな装置構成のため安価です。
    季節的な注入しか行わない低稼働率の設備としても適します。
  • 省スペース
    活性炭を吊り下げる必要がないので天井クレーンは不要です。
    一定の条件※2を満たせば屋外設置も可能です。

※1 弊社従来機との比較
※2 積雪時の運用がないこと、休止期間中に一部の機器を取り外して保管することなど

注入方式の比較

本機の方式は従来方式とドライ炭方式の中間に位置づけられます。
設置面積は3方式の中で最も小さくすることができます。

方式 ドライ炭方式 ウエット炭連続溶解方式
(本機)
ウエット炭バッチ溶解方式
(従来方式)
フロー ドライ炭方式
複雑
矢印
ドライ炭方式 ウエット炭バッチ溶解方式
単純
貯蔵槽の必要容量
最大浄水量10,000m3/日
×平均注入率10mg/L
=平均注入量100kg/日
(ドライ換算)
とした場合の目安
10日分を貯槽で保管
→10日分:1000kg-Dry
1000kg/200kg/m3=5.3m3
φ1500×3500H (直胴部2500H)
3日分を貯槽で保管し、7日分を倉庫で保管する
→3日分:300kg-Dry=600kg-50%Wet
600kg/400kg/m3=1.5m3
φ1500×1400H
3日分を貯槽で保管し、7日分を倉庫で保管する
→3日分:300kg-Dry=600kg-50%Wet
スラリー濃度5%では
300kg/5%/1000kg/m3=6.0m3
φ1620×1650H×2槽
設置面積の目安 3.0m×3.0m(空気源設備除く)
高さを必要とする
矢印
2.3m×2.3m(空気源設備除く)
最もコンパクト
矢印
3.0m×6.0m
大きい
導入費用の目安 1.5~2.0 1.0(基準) 0.3~0.5(建屋を除く)
粉塵の発生 ない(密閉容器) 殆どない(上部から吸引) ある

作業の様子

ハンドトラックによるフレコンバッグの移動
活性炭の移送作業

機器構成

メンテナンス性を確保しながらコンパクトにパッケージ化しています。
作業用張出しステージや上部手摺等をオプションとして用意しています。

機器構成

※写真は1.5m3型、張出しステージ(オプション)付

スラリー注入方法

場内給水の使用可能量や給水水圧に応じ、あらかじめ3通りの注入方式を用意しています。

スラリー注入方法 エゼクター方式(標準) ポンプ併用エゼクター方式 スラリー循環ポンプ方式
フロー エゼクター方式(標準) ポンプ併用エゼクター方式 スラリー循環ポンプ方式
必要給水量 大(希釈水+駆動水※1 大(希釈水+駆動水※1 少(希釈水のみ)
必要給水圧力 大(約0.3MPa以上)

※1 駆動水の必要水量および水圧は活性炭注入量、注入点までの距離等によって異なります。
※2 スラリー循環ポンプは消耗品です。

形状寸法

形状寸法

・本図は2.0m3屋外設置型の標準図を表します。
・移送装置防雨カバー、上部手摺、背籠付梯子(各オプション)を含みます。

標準仕様

項目 仕様値 備考
形式 1.5m3 2.0m3 2種類より選択可能
注入方式 ウエット炭連続溶解方式
平常時運転容量 約400kg(50%ウエット炭) 約600kg(50%ウエット炭)
最大注入量 20kg/時(ドライ換算)
スラリー注入方法 エゼクター/給水ポンプ併用エゼクター/循環ポンプ 3方式より選択可能
制御方式 活性炭供給機回転数制御 注入量はタッチパネルから手動設定
溶解槽スラリー濃度 最大5.0%
活性炭移送速度 360kg/時(50%ウエット炭)以上
要部材質 SUS304(屋外仕様)/SS400 亜鉛メッキ(屋内仕様)
外形寸法(設置時) W3090×D2050×3710H W3090×D2050×4010H 屋外仕様
移送装置防雨カバー(オプション)/背籠付梯子(オプション)/上部手摺(オプション)含む
本体重量 約2,050kg 約2,100kg
運転重量 約3,100kg 約3,150kg
オプション 背籠付梯子/手摺/張出しステージ/移送装置防雨カバー/投入ホッパー(移送装置なし)/ハンドトラック/吸引ノズル吊下架台/空気圧縮機(パッケージ型0.75kW)ほか

形状寸法・仕様値は予告なく変更する場合があります

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